いまや観光客の間でも北海道で食べたいメニューの1つとなっているスープカレー。自宅で作るには手間がかかるのでなかなか重い腰が上がらないけれど、ルーカレーとはまた違ったあの味が食べたい!・・・ということで、早速お取り寄せしてみました。主観たっぷりの実食レポートをお届けします!
「JAふらの」の『富良野スープカレー ポーク』はどんな商品?
今回ご紹介するのは、「JAふらの」が販売する『富良野スープカレー ポーク』です。「チキン」版も見かけましたが、富良野といえばポーク!ということで、早速変わり種をチョイス。
パッケージには、スプーンからはみ出す大きさの柔らかそうな豚バラ肉が!赤みがかったスープも特徴的な見た目で、思わずパケ買いした商品です。
実際に我が家で開封!
パウチを開けた途端に、スパイスの香りが一気に鼻の中に広がります。パッケージの通りスープは赤みがかっていて、スパイシーさの中にトマトの香りも感じます。具材は、パッケージを裏切らず、ゴロゴロと大きくカットされた野菜(じゃがいも・人参)、うずらの卵に大きな角煮のようなとろとろポークが2枚入っています。
お皿に移し替えて、500~600wレンジで約2分。このお手軽さがレトルトの魅力。
『富良野スープカレー ポーク』をいざ実食!
実食した最初の感想は、思ったより酸味がしっかり!
スープカレーといえばサラサラしたスープが主流ですが、こちらのスープはややドロドロ系。一口目にスパイスの辛味をまず感じ、そのあとすぐにトマトの酸味に移ります。辛さは中辛程度でスープカレーとしてはさほど強くなく、トマトの効果で後味はすっきりサッパリ。後を引く辛さが来ないのが特徴的です。
スープの隠し味は、食感の残る程度に細かく刻まれた玉ねぎ。ほどよい甘みと食べ応えのあるドロドロとした舌触りを生みだしています。
続いて具材。じゃがいも・人参の野菜群は、大きさ・食感・柔らかさとも〇。スープと素材がしっかり馴染み、食べ応えもあり、まさに「食べるスープ」といった印象です。
ポークは2枚入りで、満足感のある大きさは高ポイント。ただし、1枚は柔らかなとろとろポークだったものの、1枚がややかため。これはたまたまなのか・・もう1度トライしたいなといったところです。
そしてやや残念なのがうずらの卵。個人的にはうずらとスープの相性があまり良くない印象を受けました。ボソボソとした食感で、辛さを完全に打ち消していることに加えて、一緒に食べたときの感動があまりないのが残念。ただし、箸休めには良いのかも。
食べ応えという点では、野菜が入っているのでこのままでも一定の満足感は得られますが、パッケージにもおススメとして書いてあるように、素揚げした野菜(玉ねぎ、アスパラガス、かぼちゃなど)を追加トッピングしたいところ。個人的には、トマトに負けない味の濃い緑黄色野菜が合いそうと感じました。次回はブロッコリー、かぼちゃを追加して食べてみたいと思います。
今回の実食メニューまとめ
店名 | 商品 | 価格 |
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JAふらの | 富良野スープカレー ポーク(厚切り豚バラ肉入り) | 650円(税込) |
5点満点でいうと、スープ4点・具材3.5点で総合評価は3.5点。
柔らかな肉・野菜もしっかり入って650円というお値段は高評価ですし、トマトカレーが好きな方であれば好みの味。逆にトマトが苦手な方だと厳しい程度にトマトを感じます。特にスープが冷めると、トマトの酸味が色濃く現れます。個人的には暑い日や食欲の落ちている日にエネルギーチャージとして食べたい一品です。