SNSでも人気のチーズ工房チカプ。北海道根室市の山の中で夫婦でチーズを作りながら暮らすライフスタイルに感化される方も多いのですが、チカプのチーズの人気の理由はかわいらしいイラストが付いたパッケージにもあります。今回はハードタイプチーズの『シマフクロウ』をご紹介します。
お取り寄せ先の紹介
チーズ工房チカプは北海道根室市の森の中にたたずむ素敵な工房です。中標津空港から車で約1時間ほどの距離にあり、そこでは製造しているチーズを購入できるほか、濃厚な味わいで評判のチーズが練り込まれたソフトクリームも食べることができます。
チーズ作りには同じ根室市にある「横峯牧場」の生乳が使われています。チカプの奥様のお姉さまご夫婦が営む牧場で、放牧中心の健康な牛のミルクです。
工房の名前「チカプ」はアイヌ語で「鳥」という意味。根室市はラムサール条約に認定された湿地があるなど、自然豊かなエリアであり、野鳥の楽園であることからそう名付けられました。
商品の中には鳥の名前(シマエナガ/シマフクロウ/アカゲラ)が付けられているものがあり、パッケージにもそれぞれのイラストが描かれています。そのセンスに心揺さぶられる人も多数!味も一級品ですが、オシャレなものが好きな方へのプレゼントにもおすすめです。
※チーズ工房チカプの『シマエナガ』、『シッポのオイル漬け』というチーズも別の記事で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
チーズ工房チカプの『シマフクロウ』はどんなチーズ?
『シマフクロウ』は熟成に半年以上をかけるハードタイプのチーズ。その原料となる生乳には根室市にある「横峯牧場」でストレスなく育った放牧牛のものが使われています。放牧牛のミルクは季節によって色や風味が変わるため、出来上がるチーズにも同様の変化が楽しめます。
今回購入したものは、時期的に「夏」に放牧した牛のミルクのチーズを使ったものと思われ、青々した牧草を食べた牛の生乳で作るチーズは黄色みが強く、生乳の栄養がギュギュっと詰まっている感覚がありました。ナッツのような濃厚で香ばしい風味もあります。
「冬」のミルクで作ると色は白くてミルクの風味が豊かになるようです。
チーズ工房チカプの『シマフクロウ』を実食レポート
『シマフクロウ』はしっとりクリーミーなくちどけながら、わずかな酸味を感じるハードタイプのチーズです。クセは無く、旨味も程よく食べやすいチーズですが、しっかりとしたコクがあり鼻に抜ける香りが優しくも後を引きます。
そのままパクパク食べられますし、白ワインやコーヒーと合わせても美味しく召し上がれます。特にコーヒーの深みある苦味とこのチーズのクリーミーでまろやかな味わいがマッチして、新しい味覚の扉が開かれるような体験をすることができます。コーヒーの種類によっても感じられる味の変化がありますので、さまざまな組み合わせを探求してみてはいかがでしょうか。
薄く削ってシーザーサラダやマッシュルームのサラダに乗せるとコクが加わり、リッチでオシャレな一品になります。他にもパスタやリゾットにもおすすめです。
最後に
チーズ工房チカプの『シマフクロウ』をご紹介しました。チカプさんのチーズは全種類揃えて並べて写真を撮りたくなるようなかわいさがあります。パッケージだけでなく、チーズ自体の味も絶品ですよ!見た目でも、食べても、テーブルに花を添えてくれます。
商品情報
商品名 | シマフクロウ |
種類別 | ナチュラルチーズ |
原材料 | 生乳(根室)、食塩(長崎) |
保存方法 | 要冷蔵(10℃以下で保存) |
製造者 | 菊地亮太 北海道根室市川口54-3 チーズ工房チカプ URL:https://www.chikap.jp/index.shtml |