毎日カレーでも生きていけると豪語するスタッフによるお取り寄せシリーズ、カレー編・第3弾は、北海道ならではの食材を使用したカレーが登場!お土産としても活用できそう、ということで期待も高鳴ります。それでは、主観たっぷりの実食レポートをどうぞ!
『たらばかにカレー』を製造する「高島食品」と厚岸(あっけし)町について
今回ご紹介するのは、厚岸(あっけし)町の「高島食品」が販売する『たらばかにカレー』です。
厚岸町は北海道有数の海産物の産地で、四季を通して水揚げされる海の幸は牡蠣やさんま、カニなど40種類以上にものぼります。そんな厚岸町では特産品を使用した様々なレトルト食品が製造・販売されており、そのうちの1つがこの『たらばかにカレー』!厚岸町では四大カニの1つ“花咲ガニ”が有名ですが、毛ガニやタラバガニも楽しむことができます。
カニはボイル、焼き、しゃぶしゃぶなど素材の味をそのまま楽しむほか、カニ玉やカニチャーハンというメニューを耳にすることはあっても、“かにカレー”は道産子といえども自宅で食べることはまずレア!ということで、今回は変わり種カレーとしてピックアップ。カニたっぷりのパッケージもそそられます。
カニは北海道でも人気の海産物ですが、同時に高級な食材でもあります。お土産にするにも決してお値ごろとはいえないですが、1,000円以下の“カレー”であればお土産にも良いかも?ということで、期待を胸に早速ボイルすること3分。
「高島食品」の 『たらばかにカレー』をいざ実食!
まずパウチをあけた最初の感想は、ふんわり漂うカニの香り!
色が濃く、玉ねぎや人参といった具材がルウに溶け込んだなめらかなルウ。パッケージほどの“カニ”感はないものの、カニの身もしっかり入っており、海の香りが食欲をそそります。
肝心のお味ですが、アツアツの状態の味と、少し冷めてから食べる味が全く違うことにびっくり!出来立ての状態で実食すると、最初に辛さをしっかり感じ、後味でほのかにカニの風味を感じます。 カニの身が食感と味わいを楽しめるほどの大きさで入っている点は良いものの、ルウはどちらかというと海鮮の旨味がきいたスパイシーなルウ、といった印象で、“カニ味カレー”に期待して食べるとやや肩透かし感は否めず。
一方で、やや冷めた状態で食べると、逆にカニの甘みが全面に出てくるのが驚き!個人的には冷めた状態のほうが期待値に近い味わいを楽しむことができました。が、出来ればやっぱり熱々の状態で楽しみたい・・・。という葛藤が残ります。
今回の実食メニューまとめ
店名 | 商品 | 価格 |
---|---|---|
高島食品 | たらばかにカレー | 648円(税込) |
5点満点でいうと、評価は残念ながら3点!
“気分”は味わえるものの、カニとカレーの相性という点ではベストマッチとは言えないというのが正直なところ。とはいえ、海鮮の旨味がきいたおいしいルウであることは確か。「高島食品」ではほかにも『牡蠣カレー』や『ほたてカレー』なども販売されているので、他の味も試して一押しの味を探求したいと感じました。