イタリア本場の職人が作る北海道生乳100%チーズ「Fattoria Bio 北海道」の『カチョカヴァロ』

お取り寄せグルメ
Eru Kuramitsu

Eru Kuramitsu

札幌在住の大学生。北海道を訪れて4年目、北海道の食に魅了され北海道が大好きになりました。北海道の食は何を食べてもハズレがなく美味しい!読んでくださった方の心に残るような、情景と味が的確に伝わる記事が書けていたら嬉しいです。お気に入りのグルメが見つかりますように。 好きなものはカフェ巡りと、桜です。

≫ Eru Kuramitsuの記事一覧

「カチョカヴァロ」というチーズを聞いたことはありますか?ナポリなどイタリアの南部地方で古くから作られてきたチーズで、ひょうたんのような形が特徴。

テレビで取り上げられることもあって、知っている人も増えてきたチーズなのですが、モッツァレラやカマンベールなどに比べるとまだまだ馴染みがありませんよね。

今回はチーズの本場である南イタリアから北海道の牛乳に出会って移住してきた「Fattoria Bio(ファットリアビオ)北海道」さんが作る、世界中からも認められている「カチョカヴァロ」をご紹介します!

世界最高峰の技術と原料のコラボ「Fattoria Bio 北海道」の『カチョカヴァロ』

パッケージに入ったファットリアビオ北海道のカチョカヴァロ

今回『カチョカヴァロ』をお取り寄せしたのは、北海道札幌市の「Fattoria Bio」さん。世界最高峰の技術を持つ南イタリアの熟練した職人がチーズ作りをしている話題の工房です。

この『カチョカヴァロ』は、2014年の「ジャパンチーズアワード」では金賞、2015年の「世界最優秀フロマージュコンテスト」では銀賞を受賞するほどの実力派チーズです。

網目が少しついたFattoria Bio Hokkaidoのカチョカバロ

「カチョカヴァロ」の歴史はなんと紀元前まで遡り、世界的に最も歴史のあるチーズの一つです。普通コロっとしたひょうたんのような形をしているのが特徴で、名前はイタリア語で「チーズ(カチョ)」+「馬(カヴァロ)」から来ています。「馬のチーズ」という意味ですがこれは馬の乳から作られているからではなく、チーズを熟成させる光景が馬の鞍に袋をぶら下げて運ぶ姿に似ていることから付けられたそうです。実際に『カチョカヴァロ』は北海道産100%生乳と塩のみで作られており、保存料添加物なども一切使用していません。

厚めにカットされたカチョカバロ

「Fattoria Bio 北海道」さんの『カチョカヴァロ』は伝統のオリジナル製法で作られており、法律などによる厳密な規定に従って生産された食材であることを認定するイタリア本国の「D.O.P.認証」も受けています。安心安全なチーズ作り、且つ本場の職人が北海道にまできて作りたかった味なのです。

「カチョカヴァロ」は、そのまま食べても料理のトッピングに使っても良いのですが、焼いて食べるのもこのチーズの醍醐味。贅沢に厚切りにして、ステーキのように焼いてみました。

「Fattoria Bio 北海道」の『カチョカヴァロ』を実食!

美味しそうな焦げ目のついたカチョカバロ

トースターでチーズを焼いたことはありますが、フライパンで直接焼くのは新鮮な気持ちでした。柔らかいチーズを裏返すのは難しかったのですが、なんとか成功!こんがりとちょうど良い焼き色にできました。美味しそうなチーズの香ばしい匂いが食欲をそそります。

油は引いてないのですが、チーズの脂で十分焦げ付かずに焼くことができます。そろそろ裏面も焼けたと思うので引き上げてみます!

焼き終わった柔らかく溶けたFattoria Bio Hokkaidoのカチョカバロ

とても美味しそうです…!焼いて正解だったと思います。焼く前はセミハードタイプと呼ばれる食感のある少し硬めのチーズでしたが、焼いてみると表面はこんがりと中はとろとろのさらに美味しそうなチーズになりました。今回はこのチーズをパンに乗せて食べます。

バジルが乗ったパンに乗せたカチョカバロ

上手く乗せることができました。写真映えもする美味しそうな見た目です。冷めないうちに早速いただいてみると、めちゃくちゃ美味しい!とろとろに見えますが、チーズがビヨーンと伸びるほど弾力があり、焼いた面は薄くカリッとしていて香ばしさがクセになります。

超濃厚なチーズの旨味が贅沢に広がり、クセがほとんどないので万人が食べやすい味です。そして後味までも濃厚さが残り、まさに「良いチーズ」の味がします…。塩味が控えめなのでより『カチョカヴァロ』本来の味が増し、コクのあるミルキーさをしっかりと感じることができました。

写真ではとろとろに焼いていますが、少し早めに引き上げると形の残ったより食感に弾力のある『カチョカヴァロ』を食べることができるのでそちらもおすすめです。

なぜ腕のあるチーズ職人がはるばる北海道に?

「Fattoria Bio 北海道」さんでは世界最高峰の技術を持つ南イタリアの熟練した職人がチーズ作りをしています。こちらのルーツになる「Fattoria Bio」は、国立公園で有名なシーラ高原がある南イタリアのカラブリア州にあります。

「Fattoria Bio 北海道」さんのチーズマスターに就任しているジョバンニ・グラツィアーノさんは南イタリアから北海道に移住してきた中の一人で、幼少期に家族代々に伝わるチーズ作りを教わり20歳にして南イタリアの「Fattoria Bio」で中心的な製造メンバーになりました。その後、最高のカラブリアのチーズ作りに使いたいと思える牛乳を5年探し求め、やっと特性を兼ね備えた北海道の牛乳に出会ったのです。

現在では日本だけでなく世界中からも高い評価を受けています。故郷のチーズ作りを誇りに思い、移住してまで北海道の生乳を使ってチーズ作りに励むジョバンニ・グラツィアーノさんの技術はとてもレベルが高く、チーズの歴史が浅い日本でチーズ作りに挑戦しています。腕のあるイタリア人の職人が作るチーズが日本で購入できるのはかなり貴重ですよね!そして最高のチーズ作りのために世界中から選ばれたのが北海道の牛乳ということも、とても誇らしいと思いました。

まとめ

アップの切られたFattoria Bio Hokkaidoのカチョカバロ

今回は北海道札幌市「Fattoria Bio 北海道」さんの『カチョカヴァロ』をお取り寄せしました。イタリア政府も認めた本場のクオリティを日本で食べられるなんてなんとも贅沢ですよね。北海道生乳の甘みと南イタリア伝統の製法が生み出した美味しいチーズでした。気になった方は是非お取り寄せしてみてください!

商品カチョカヴァロ
内容量500g
原材料生乳(北海道産100%)、食塩
保存方法要冷蔵(10℃以下)
製造者株式会社 Fattoria Bio Hokkaido
北海道札幌市白石区平和通12丁目北5番20号
URL:https://fattoriabio.jp/

関連記事

特集記事

NORTH DISHのお取り寄せ

ランキング

  1. 1

    【行者にんにく】とは?強い香りの美味しい山菜。その食べ方や栄養について

  2. 2

    【玉ねぎの辛味はこう抜く!】玉ねぎ農家のヨメによる“辛味”の抜き方をご紹介

  3. 3

    品種によって異なる味わい!じゃがいもの世界

  4. 4

    【牛乳の飲み方5パターン】もっと美味しく、もっと好きになる方法

  5. 5

    【カジカ】を食べよう!“鍋こわし”と呼ばれるほど美味しい魚。食べ方や旬の時期など詳しく紹介

TOP