チーズで有名な「共働学舎新得農場」から独立した寺尾智也さんが、2020年に開業した新しいチーズ工房「広内エゾリスの谷チーズ社」。エゾリスが遊びに来る山の麓にある工房です。とても可愛らしい名前でそこではどんなチーズが作られているのか想像が膨らみます!
今回は看板商品の「コバン」というチーズを購入してみたので、ご紹介しますね。
お取り寄せ先の紹介
北海道新得町にある「広内エゾリスの谷チーズ社」は、共働学舎新得農場で工場長を務めていた寺尾智也さんが独立して始めた工房です。
「地域の酪農家と連携し、草作り、土づくりをして牛を育て、チーズ作りをしていく」というビジョンを仲間たちと共にし、2020年に開業しました。放牧酪農家2軒で生産される生乳をチーズへと加工しています。ナチュラルな風味を活かしたチーズは万人受けする味わいです。
フランスのローヌアルプス地方で牛や山羊のチーズ農家やチーズ製造所などで研修を受けた寺尾さん。約十種類のチーズを生産しており、中にはとても珍しいフリーズドライのチーズもあります。現在直売所は併設されていないのですが、直売所兼パン工房を作るのが目標とのこと!応援したくなりますね。
商品にはエゾリスのイラストが描かれており、プレゼントにしても喜ばれそうなかわいらしいパッケージです。
広内エゾリスの谷チーズ社の『コバン』はどんなチーズ?
共働学舎新得農場から引き継いで作られている「コバン」は、とっても美味しい白カビタイプのチーズ。もともとナチュラルチーズに馴染みがなかった寺尾さんがチーズ好きになったきっかけの商品です。
小判型の見た目で内容量は150gとずっしり重く、一般的に販売されている白カビタイプに比べると大きめサイズです。
『コバン』を実食レポート
外皮の白カビの部分と中身のねっとりとしたチーズには一体感があり、優しい風味でまろやかさのある食べやすいチーズです。
とろっとした熟成タイプではなく、モチモチとした食感が楽しめます。この弾力は「エゾリスのほっぺたってこんな弾力なのかな~」と思わせてくれるようで、食べながらほほえましくなってきます。
シンプルで誰にでも好まれる味であるからこそ、どんな料理にも食べ方にもマッチします。
ワインにはもちろん、コーヒーや紅茶にも合うチーズです。
最後に
メルヘンで絵本に出てきそうな名前の「広内エゾリスの谷チーズ社」のチーズ「コバン」を紹介しました。パッケージがかわいいとおみやげやギフトにしたくなりますね。
今回ご紹介した商品の他にも、ミルクの風味が絶品なフレッシュタイプの「フロマージュブラン」、十勝川温泉の温泉水を使って熟成させた「十勝ラクレットモールウォッシュ」といったチーズもあります。伝統的なチーズからフリーズドライタイプのチャレンジ商品まで、ラインナップが面白い!他の商品も食べたくなる期待大のチーズ工房です。
商品名 | コバン |
種類別 | ナチュラルチーズ |
原材料 | 生乳(北海道)、食塩 |
内容量 | 150g |
保存方法 | 要冷蔵(10℃以下) |
製造者 | 株式会社広内エゾリスの谷チーズ社 北海道上川郡新得町字新得西3線42番地10 |