チーズを購入する基準は好みの熟成度やハードタイプかフレッシュタイプか、他にも評判で決めるなど様々あると思いますが、今回は「パケ買い」したくなってしまうチーズを紹介します。北海道根室市にあるチーズ工房チカプさんが作る『シッポのオイル漬け』。瓶にかわいらしい小鳥のイラストが付いていて、プレゼントにも喜ばれる一品です。
お取り寄せ先の紹介
チーズ工房チカプは森の中にたたずむ素敵な工房です。中標津空港から車で約1時間ほどの距離にあり、そこでは製造しているチーズを購入できるほか、濃厚な味わいで評判のチーズが練り込まれたソフトクリームも食べることができます。
チーズ作りには同じ根室市にある「横峯牧場」の生乳が使われています。チカプの奥様のお姉さまご夫婦が営む牧場で、放牧中心の健康な牛のミルクです。
工房の名前「チカプ」はアイヌ語で「鳥」という意味。根室市はラムサール条約に認定された湿地があるなど、自然豊かなエリアであり、野鳥の楽園であることからそう名付けられました。
商品の中には鳥の名前(シマエナガ/シマフクロウ/アカゲラ)が付けられているものがあり、パッケージにもそれぞれのイラストが描かれています。そのセンスに心揺さぶられる人も多数!味も一級品ですが、オシャレなものが好きな方へのプレゼントにもおすすめです。
※チーズ工房チカプの『シマエナガ』、『シマフクロウ』というチーズも別の記事で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
チーズ工房チカプの『シマエナガ』はどんなチーズ?
『シッポのオイル漬け』の「シッポ」はアイヌ語で「塩」を意味します。つまり、塩気のあるチーズのオイル漬けです。チーズ工房チカプのチーズには鳥の名前が使われているものが多いため、「シッポ」も鳥の名前または鳥の尻尾を指すのかと思いきや、そうではありませんでした。
ギリシャの「フェタチーズ」という塩味の強いチーズを参考にして作られており、サイコロ状にカットしたチーズとオリーブオイル、ハーブを一緒に瓶詰めにした商品です。
チーズ工房チカプの『シッポのオイル漬け』を実食レポート
チーズ自体はギュッと締まりがあり、噛むとホロホロ崩れるタイプ。
そのままつまんで食べるというよりは料理に向いています。玉ねぎやトマト、キュウリを使ったサラダの上にかけてお好みで酢や塩を足してみたり、トマトソースのパスタやアンチョビ・オリーブが入ったパスタのトッピングとしても使えます。
『シッポのオイル漬け』単体ではハーブの香りとチーズの塩味が強く、たくさん食べられるような気はしません。しかし、このチーズは料理と合わせることで本領を発揮します。パスタやサラダの他にはキッシュの具にしたり、スープのアクセントとして浮かべても良いです。
温かい料理に乗せるとハーブやオイルがより香り、チーズのくちどけも良くなります。強めの塩味もマイルドになり、料理を引き立ててくれますよ。
最後に
チーズ工房チカプの『シッポのオイル漬け』をご紹介しました。料理用のナチュラルチーズは日本では珍しいかもしれません。瓶に詰められているため使い勝手が良く、少しずつ使っていくこともできますよ。オイル漬けチーズの美味しさや便利さに気づき、リピート購入したくなるはずです!
商品情報
商品名 | シッポのオイル漬け |
種類別 | ナチュラルチーズ |
原材料 | 生乳(根室産)、食塩(長崎県産)、オリーブオイル、オレガノ |
保存方法 | 要冷蔵(10℃以下で保存) |
製造者 | 菊地亮太 北海道根室市川口54-3 チーズ工房チカプ URL:https://www.chikap.jp/index.shtml |