【お取り寄せチーズ】さらべつチーズ工房の『きまぐれブルー』

お取り寄せグルメ
Ayaka Izawa

Ayaka Izawa

フリーランスで管理栄養士の仕事をしながら、北海道栗山町の井澤農園で販売・営業を行い、地域の産品作りや食育などの地域おこし事業にも関わっています。 自称「農家フェチ」!

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筆者はブルーチーズが大好き。滑らかな舌触りを楽しんでいる間に香るブルーチーズ独特の風味がたまりません!今回は「さらべつチーズ工房」さんの『きまぐれブルー』を紹介します。

お取り寄せ先の紹介

さらべつチーズ工房(北海道河西郡更別村)はJR帯広駅から車で約50分、十勝帯広空港から車で15分の更別村にあるチーズ工房です。
人口3000人余りの村で、広大な日高山脈が一望できる十勝平野の真ん中に位置します。

もともとは大根農家だった創業者、野矢敏章さんが2006年ごろ「自分でこんなおいしいものが作れるとは」と村で開催されたチーズ講習会で感化されたことからチーズ作りの道が始まりました。今では息子の譲司さんが二代目となり、チーズ作りを続けています。

『酪佳(らくか)』というじっくり12か月以上熟成させたチーズも別の記事で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

さらべつチーズ工房の『きまぐれブルー』はどんなチーズ?

さらべつチーズ工房の「きまぐれブルー」チーズのパッケージ

「手作り」の温かみをダイレクトに感じるパッケージが食べる人の気持ちをそそります。作り手の性格も、こんな温かみのある人なのではないかなと想像させるパッケージですね。

もともと大根農家だった時にも「百姓物語」というブランド大根を作っていたということで、探求心や情熱は人一倍です。チーズにおいても余念は無く、美味しさと独自性が追及されていると感じました。

ブルーチーズ、さらべつチーズ工房のきまぐれブルー

『きまぐれブルー』は名前こそ少し面白いですが、塩気がしっかりききながらも食べやすく美味しいチーズです。

ブルーチーズに使われる青かび菌は工房によって準備方法が様々あります。培養された青かび菌を購入することもありますが、『きまぐれブルー』に使用している青かびは、乳・卵不使用のパンで自家培養したものだそうです。

チーズに使うミルクも、カビも工房の近郊で用意できてしまう、まさしく風土の味のブルーチーズです。

『きまぐれブルー』を実食レポート

青カビチーズ、さらべつチーズ工房の気まぐれブルー

『きまぐれブルー』はやや黄色みがかったチーズの色に青かびが入り込み、見た目にもきれい。黄色い理由は牛が食べている草が夏の青々としている草を食べた証拠です。(冬のミルクで作ったきまぐれブルーだと、黄色は薄くなるはずです)

食べてみると、においは控えめで上品さがあり、ねっとりとまろやかに舌にまとわりつくような食感が特徴的。様々なブルーチーズを食べ比べてきましたが、このようなねっとり濃厚な口当たりは他にはない感じがします。

舌にほんの少しだけピリッとするブルーチーズ独特の刺激がありますが、その刺激が後を引くんですよね!

塩分1.89gながら、それよりも強めに塩味を感じ、キリっとしまりのある味です。

白ワインとブルーチーズが乗ったバゲット,きまぐれブルー

バターの代わりにパンに少量付けて食べたり、クラッカーに乗せてスパークリングワインや白ワインと共にいただきましょう♪

最後に

クラッカーとブルーチーズ,きまぐれブルー

さらべつチーズ工房の『きまぐれブルー』というブルーチーズを紹介しました。塩味が強めでしっかりした風味もあるため、パスタソース等に溶かして使っても十分楽しめます。

国産のブルーチーズの中でもトップクラスの美味しさです。ぜひ召し上がってみて下さい。

商品情報

商品名きまぐれブルー
種類別ナチュラルチーズ
原材料生乳(北海道十勝更別産)、食塩
内容量96g(重量はその時のカットによって違いあり)
保存方法要冷蔵10℃以下
製造者さらべつチーズ工房有限会社
北海道河西郡更別村字更別北1-95

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