今回ご紹介するのは、白糠酪恵舎さんの『タンタカ』です。国産チーズには少ない長期熟成タイプで、旨味の強さが特徴です。料理に少し加えるだけで味をまとめてくれるので、粉チーズのような使い方ができたり、そのまま食べてもガツンと感じる旨味がたまりません。
熟成されたチーズが好きだったり、お酒好きはぜひチェックしてみてくださいね。
お取り寄せ先の紹介
道東エリアの釧路市の隣町、北海道白糠町にある「白糠酪恵舎(しらぬからくけいしゃ)」さん。酪農村の恵みである搾りたての美味しい生乳を地元で活かしたい、という願いを込めて名付けられたチーズ工房です。ミルクの風味を最大限に活かすために、生乳の扱いに細心の注意を払い、塩味も絶妙なチーズを作っています。
本場イタリアのチーズはその土地土地の「郷土料理」という立ち位置です。酪恵舎も地域の郷土料理となるチーズを作り出したいという思いから、イタリアでチーズ作りの製法を学び、その技術と日本人の精神で日本人が美味しいと感じるチーズを追求しています。
※白糠酪恵舎の『テネロアルヴィノ』、『ロビオーラ』というチーズも別の記事で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
白糠酪恵舎の『タンタカ』はどんなチーズ?
『タンタカ』はお酒にピッタリ合う、旨味が凝縮された味のインパクトが強いチーズです。「グラナ・パダーノ」というハードタイプの中でも王道のチーズで、料理に使うと味のまとめ役に最適です。
18か月以上熟成させた長期熟成タイプで、1ホール丸ごとだと35キロ以上もあります。これだけの大きさのチーズだと、運ぶのだけでひと苦労ですね。一度間近で見てみたいものです。
『タンタカ』を実食レポート
100gあたりの食塩相当量は1.65g。しかしそれ以上に塩分を感じるのは熟成が進んで牛乳の旨味「アミノ酸」が凝縮しているから。
一口食べると旨味に反応した口の中は大洪水!ある程度の硬さがあるため、じっくり楽しむことができます。
外袋の注意書きには「“外皮”は硬いので切り落としてください」と書いてあります。この部分は歯に自信がない人は切り落として食べるようにしましょう。
そのまま食べる時には薄めに切ると食べやすいです。赤ワインにピッタリですよ。
少し温めて食べると、チーズ本来の味や香り、旨味が増します。リゾットやグラタン、パスタなどのコク出しとして細かく切ったり、すりおろして使うことをおすすめします。
切り落とした“外皮”もパスタソースやグラタンの隠し味にすると風味と旨味が加わりますよ。
最後に
白糠酪恵舎の『タンタカ』を紹介しました。そのまま食べても良し、お料理にも使っても良しな絶品チーズです。濃厚な味を口いっぱいに楽しみたいのであればこちらのチーズは超おすすめ!長期熟成タイプが好きな人や料理好きにはぜひ味わっていただきたい逸品です。
商品情報
商品名 | タンタカ |
種類別 | ナチュラルチーズ |
原材料 | 生乳(国産 北海道白糠産)、塩 |
内容量 | 110g |
保存方法 | 要冷蔵10℃以下 |
製造者 | 株式会社白糠酪恵舎 北海道白糠郡白糠町茶路東1線116番地11 |