濃厚で口当たりなめらか。クセがないのにクセになる「室蘭うずらのプリン」

子供から大人まで、幅広い年代に長く愛されているプリン。最近ブームが再来している昔懐かし固めタイプや、とろ〜りなめらかなものまで、プリンといっても色々な種類がありますよね。今回はプリン好きにはもちろん、普段手に取らない人にもオススメしたい「うずらの卵」を使った珍しいプリンをご紹介します！

生うずら卵、道内シェア100％を占める「室蘭うずら園」のプリン

今回ご紹介するのは、生うずら卵の北海道内シェア100％を占めている「室蘭うずら園」さんの商品。そのなかでも、室蘭市の特産品指定を受けた卵を使用したご当地プリン、「室蘭うずらのプリン」をお取り寄せしました。可愛らしい瓶に入った綺麗な2層（カラメルを含めると3層）のグラデーション、うずらに親近感が湧くパッケージのイラストにも癒されます！

うずらは本来、独特の癖や臭みがあるのですが「室蘭うずら園」さんの卵には特有の臭みがありません。その理由は、臭みのない卵を産むための餌を改良し続け、現在の餌に辿り着くまで研究を重ねてきたからです。公式でも、クセがないのにクセになるうずら卵と書かれています。

ヒナの孵化から飼育、生産、加工、販売までを一貫して行い、さらに完全無投薬で育てているので安心して食べられます。こだわりの管理体制のもと、飼育されたうずらの卵たち…。そんな卵を使用した特別なプリンです。

こだわりの「室蘭うずらのプリン」実食！

まずプリンをすくった感覚は、柔らかいのに溢れない、弾力のある不思議な感覚でした。うずらの卵のプリンはどんな味がするのか、うずら特有の癖は多少あるだろうとドキドキしながらひとくち…。なんと！全くクセを感じませんでした！とろっとやわらかい、素材の味を引き出す程よい甘味と口溶け。シンプルで、重くない、そして滑らかな食感とコク深さ。

そしてご覧のように層がとても綺麗に分かれています。

上の層は、生乳を使ったクリーミーなプリンです。食感もムースのような、クリームのような、でも味はくどくなくて、いいとこどりのプリン。次の層はうずらの卵の濃厚なふわとろプリンです。しっかり卵の旨味が感じられ、ふわふわ食感で癖のない優しい味がしました。カラメルは控えめなビターさと蜂蜜の風味がマッチして全体の味をしっかり引き締め、プリンの美味しさをより引き立てていました！

一層ずつ食べると味の違いが楽しめて、全部を一気に食べてもバランスが絶妙。たまらない美味しさでした！

鶏卵のなんと〇倍！？うずら卵の栄養素

うずらの卵にはものすごい栄養素が含まれています。

うずらの卵はうこっけいの卵より各種ビタミンが豊富で、ビタミンＡ、ビタミンＢ、葉酸、ＤＨＡ等も多く、特にビタミンＢ１２は５倍もあります。 うずらのような小鳥は早く成鳥になる必要があるため、卵内にビタミン群を多く蓄えているのです。

室蘭うずら園

これらの栄養素はそれぞれ、健康維持、新陳代謝、風邪の予防にも効果的だそうです。

また、うずらの卵の場合は可食部50gあたり90kcalと鶏の卵の76kcalに比べて高カロリーで、脂質も1ℊ以上多く含まれています。脂質の含有量が高いということは、同じ卵料理でもウズラの卵を使ったほうがコクが出てリッチな味わいを楽しめます。

美味しくて健康にもいい一石二鳥のプリンですね！

卵は完全栄養食と言われる食材です。
NORTH DISHでも卵の栄養について書いた記事がありますので、是非チェックしてみて下さい。
→「卵」のすごい栄養素とその働き

まとめ

今回は「室蘭うずら園」さんのプリンを実食しました。珍しいうずらの卵を使用したプリンは想像していたよりも食べやすく、素材の味が楽しめる甘さ控えめのプリンでした！気になった方は是非取り寄せてみてください！