【お取り寄せチーズ】しあわせチーズ工房(足寄町)の『幸(sachi)』

お取り寄せグルメ
Ayaka Izawa

Ayaka Izawa

フリーランスで管理栄養士の仕事をしながら、北海道栗山町の井澤農園で販売・営業を行い、地域の産品作りや食育などの地域おこし事業にも関わっています。 自称「農家フェチ」!

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北海道のナチュラルチーズに挑戦してみたいけれど、なんとなく値段が高い気がするし、そもそもそんなに美味しいのかな…なんて疑問を抱いたりしている人はいませんか?。今回はそんなあなたが一歩踏み出して買っても、後悔しないであろうチーズをご紹介します。初心者から愛好家まで感動する味。しあわせチーズ工房さんの『幸(さち)』です。

お取り寄せ先の紹介

しあわせチーズ工房は北海道十勝管内の酪農や畑作が盛んな土地である足寄町にあります。チーズ職人の本間さんは高校生のころから職人になることを目指し、地元長野県の農業大学校を卒業後に北海道へ移住し、牧場へ出向いてはチーズを作りながら道内を旅していたそうです。

数ある牧場の中、足寄町で出会った「ありがとう牧場」の吉川さんの酪農の姿勢に共感し、2013年に同地で工房をオープンさせました。たくさんの人に「ありがとう」と「しあわせを」をコンセプトに作るチーズは、優しくマイルドな風味が特徴です。
搾りたての温かい生乳を昔ながらの銅釜で製造し、半地下の熟成庫で保管したチーズはまさに風土の味。一口食べればその原料を育む生産者の思いを引き継いで作る、こだわりの詰まったチーズであることを感じられるはずです。

※しあわせチーズ工房の『茂喜登牛(もきとうし)』というチーズも別の記事で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

また、同じ足寄町の「石田めん羊牧場」のフライスランド種の羊乳100%の日本では珍しいハードチーズも作っています。こちらもぜひ一度は口にしてほしいチーズです。

しあわせチーズ工房の『幸(sachi)』はどんなチーズ?

北海道足寄町のしあわせチーズ工房の「幸(さち)」

「幸(さち)」は2020年ジャパンチーズアワードでグランプリを受賞したチーズです。

北海道足寄町にあるしあわせチーズ工房の「幸(sachi)」,カッティングボードの上のハードチーズ

原料には、2000年に足寄町で就農した「ありがとう牧場」の生乳を使用しています。“循環”を意識した無農薬・無化学肥料の自然な放牧地で育った牛のミルクは季節によって風味が変わります。冬に雪が降る北海道は牛にとって過酷な環境になってしまうため、牛舎とエサが必要になります。完全放牧できる期間はだいたい5~11月ということで、しあわせチーズ工房では放牧期間中のミルクで「幸(さち)」を作ることにこだわっています。

しあわせチーズ工房の『幸(sachi)』を実食レポート

しあわせチーズの工房の「幸(さち)」を薄くスライスしてチーズフォークで刺す

ナチュラルチーズは香りや独特のクセにハードルを感じてしまうこともありますが、『幸(sachi)』は小さな子どもからお年寄りまで、万人受けする美味しいチーズではないでしょうか。
熟成期間を長くとり、旨味を凝縮。優しいけれど舌に響く旨味とミルクの甘味、キャラメルの様な香ばしさが特徴です。今回の商品とは別に、18か月以上熟成させたものも販売していますよ。

スキン(表皮)は少し癖があるため、苦手な人は取り除いて食べましょう。筆者は食べますが(笑)
塩分は100gあたり1.25g。マイルドな塩味なのでパクパク食べられます。薄くスライスしてみたり、少し厚めの拍子木切りやかわいく角切りにしてみるのもおすすめ。
ワインはもちろん、ビールやハイボールのおつまみにもピッタリです。

最後に

チーズが溶けた美味しそうなパン.しあわせチーズ工房の「幸」

しあわせチーズ工房『幸(さち)』をご紹介しました。北海道のナチュラルチーズの力を感じられる逸品です。チーズの初心者から愛好家まで、とにかくおすすめ。本当に美味しいですよ。

商品情報

商品名
種類別ナチュラルチーズ
原材料生乳(北海道産)、食塩
保存方法要冷蔵(10℃以下で保存)
製造者しあわせチーズ工房
北海道足寄郡足寄町茂喜登牛141-4

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