北海道の難読地名と言われている「興部町」。「おこっぺちょう」と読むのですが、この町にはノースプレインファーム株式会社という北海道でとても有名なローカル生乳メーカーがあります。自社で牛を放牧し、有機JAS認定をとった牛乳を作る他にもチーズやスイーツ、レストランではハンバーグやパフェなどが楽しめる素敵な会社です。
今回は『季節の有機セミハードチーズ』をご紹介します。
お取り寄せ先の紹介
フランス語で土地や風土を意味する「テロワール」。“興部(おこっぺ)のテロワールを大切にし、次の世代に残したい”という思いで大黒牧場の大黒宏さんが1988年に瓶詰牛乳をはじめました。その後、ノースプレインファーム株式会社としてチーズやヨーグルトなどの乳製品の加工にも挑戦し、ファームレストランもオープンしました。
ファームレストラン「ミルクホール」ではこだわりの乳製品を購入できる他、カフェスペースではハンバーグをメインにチーズやバターを使用した料理や、ソフトクリームやパフェなどのデザートが楽しめます。どれもボリュームたっぷりで親しみやすい味でありながら、特別感あふれるメニューです。筆者が札幌に住んでいた時には車やバスで何度も通いました!それくらい大好きな工房です。
ノースプレインファームの『季節の有機セミハード』はどんなチーズ?
ノースプレインファームは2013年に牧場で有機JASの認定を取得、その後の2015年にはチーズも有機JAS認証を得ています。美味しい上に安心・安全なチーズは全国にファンも多く、ギフトとしても喜ばれています。
今回ご紹介する『季節の有機セミハード』は夏、秋、冬ごとの有機生乳を使用したチーズです。時期によって色も味わいも変化するため、季節ごとに購入すると味の比較ができて面白いです。
Japan Cheese Awards 2020 非加熱圧搾/熟成4ヵ月未満 金賞、最優秀部門賞を受賞しています。
購入して食べたのは、秋から冬にかけてのチーズでした。うっすらと黄色みがかった見た目が特徴です。
セミハードやハードチーズは工房によってはスキン(チーズの表皮)を付けたまま販売しているところも多いのですが、ノースプレインファームのチーズは表皮をきれいにカットしています。
スキンには熟成庫内の菌が多くついており、硬くて匂いもします。スキンを付けたままカットして真空パックにするとチーズ自体にスキンの香りが移ってしまいます。それが苦手という人もいますが、ノースプレインファームのチーズは誰もが美味しいところだけをしっかりと味わうことができますよ。
ノースプレインファームの『季節の有機セミハードチーズ』を実食レポート
適度な弾力と控えめな塩味、旨みと甘みも感じられます。そのまま食べてもすごく美味しくて、後味もさっぱり。食べる手が止まらなくなりよ。
有機JAS認証の生乳を使用して作っていますので、小さいお子様にも食べさせたくなるチーズです。大人は白ワインと合わせてみてください。
バゲットにのせて、オリーブオイルをかけても美味しいですよ。
セミハードタイプの有名なものとして「ゴーダチーズ」がありますね。幅広い料理に使われるチーズですから、『季節の有機セミハード』も同様の食べ方をしても楽しめます。パスタやグラタン、サラダなど。料理に利用してみたい方は、複数買いをおすすめします。80gだとあっという間に食べてしまいますので。
最後に
ノースプレインファーム株式会社の『季節の有機セミハード』をご紹介しました。筆者お気に入りの工房ですので記事に力が入りましたが、牛乳も飲むヨーグルトもチーズもソフトクリームもハンバーグも全部美味しいのです。
色んな商品のお取り寄せが可能ですが、是非、現地に行ってレストランでお食事したりソフトクリームに舌鼓を打っていただきたいと思います。
他にも『おこっぺ有機ハードチーズ 』というおすすめがあります。長期熟成のため旨味がしっかり結晶化し、お酒にピッタリです。バターケーキや飲むヨーグルトも絶品ですよ。たくさんのこだわり乳製品はセットでも販売しています。
商品情報
商品名 | 季節の有機セミハードチーズ |
種類別 | ナチュラルチーズ |
原材料 | 有機生乳(北海道興部町産)、食塩 |
内容量 | 80g |
保存方法 | 要冷蔵(10℃以下で保存) |
製造者 | ノースプレインファーム株式会社 北海道紋別郡興部町北興116-2 |