今回はさらべつチーズ工房さんの『スノーホワイト』を紹介します。北海道らしくも可愛らしい名前、味も癖がなく色々な食材に合わせやすいプレゼントにもぴったりのチーズです。
お取り寄せ先の紹介
さらべつチーズ工房(北海道河西郡更別村)はJR帯広駅から車で約50分、十勝帯広空港から車で15分の更別村にあります。人口3000人余りの村で、広大な日高山脈が一望できる十勝平野の真ん中に位置します。
なんと、さらべつチーズ工房の創設者はもともと大根を生産する農業者でした。今でも立派で料理人にも選ばれるような大根づくりを行っています。それでは原料となる生乳はどこから?と思う方もいらっしゃるかと思いますが、お隣の牧場から生乳を購入してチーズの生産をしているそうです。
ほとんどの工房ではチーズのおいしさを左右するカビや菌を購入して、安定的な味を作ることができるようにしていますが、さらべつチーズ工房ではその菌すら自家培養。こだわりの塊ともいえる逸品で、どれも美味しくて評判です。
※さらべつチーズ工房の『酪佳(らくか)』、『きまぐれブルー』というチーズも別の記事で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。
さらべつチーズ工房の『スノーホワイト』はどんなチーズ?
『スノーホワイト』はクリームチーズのように柔らかく繊細な白カビフレッシュチーズです。80gとコロンとした可愛いサイズで、独り占めしても罪悪感ない大きさ!パッケージには雪の結晶が描いてあるため、そこからも北海道らしさや爽やかさを感じることができます。
ほんのり乳酸菌が生み出した酸味を感じますが、酸っぱいチーズではありません。購入してすぐに食べると、みっちりした水切りヨーグルトのような食感が楽しめますが、上手に熟成させると「アイスクリームのような口溶け」になるそうですよ。
さらべつチーズ工房の『スノーホワイト』を実食レポート
賞味期限は14日と短めなため、早めに召し上がることをお勧めしますが筆者は賞味期限ギリギリまで待っていただきました。 すると、ポツポツと青カビが生えてきたではありませんか。それもそのはず、さらべつチーズ工房では「きまぐれブルー」というブルーチーズも生産しており、その美味しさは大変有名です。ブルーチーズ好きの筆者は青カビが生えてきたのを見て「きまぐれブルーのカビだ!ラッキー!」と思ったほど。冷蔵庫内の温度が少し高い場所で保管していたため生えてしまったのかなと想像します。
実際食べてみると、賞味期限ギリギリにまで待ったからこその濃厚さを味わえました。中心には芯が残ってみっちりしていますが、表面の白かび付近はねっとりしていて旨味も感じます。
レーズンやドライフルーツの入った甘めのパンとの相性は抜群。他にも家にちょうどリンゴがあったので、焼きリンゴを作ってスノーホワイトを乗せて食べると至福!チーズの甘みと濃厚さ、リンゴの甘みと酸味がマッチしてとろける美味しさです。シナモンもいい仕事をしてました!
蜂蜜との相性も良く、スイーツ感覚で楽しむこともできます。この場合はコーヒーや紅茶との組み合わせがおすすめ。
最後に
さらべつチーズ工房の『スノーホワイト』という白カビを纏ったフレッシュチーズを紹介しました。雪のような白カビの中には繊細で雑味のないチーズが待ち構えています。購入後、自己管理で熟成を進めることでお好みの熟成具合で召し上がることができますよ。これもチーズの醍醐味です!
商品情報
商品名 | スノーホワイト |
種類別 | ナチュラルチーズ |
原材料 | 生乳(北海道十勝更別産)、塩 |
内容量 | 80g |
保存方法 | 要冷蔵(3℃以下で保存) |
製造者 | さらべつチーズ工房有限会社 北海道河西郡更別村字更別北1-95 |