【お取り寄せチーズ】のぼりべつ酪農館の『ピエール・カレ』

お取り寄せグルメ
Ayaka Izawa

Ayaka Izawa

フリーランスで管理栄養士の仕事をしながら、北海道栗山町の井澤農園で販売・営業を行い、地域の産品作りや食育などの地域おこし事業にも関わっています。 自称「農家フェチ」!

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北海道民にとって登別と言えばクマ牧場!他には温泉のイメージが強いかもしれませんが、酪農も盛んです。「のぼりべつ酪農館」さんは地域の乳業メーカー的な役割を担い、パック入りの牛乳を作るほか、フランスでチーズ作りの修行をした職人が本格的なチーズを生産しています。

今回は『ピエール・カレ』というウォッシュチーズを紹介します。

お取り寄せ先の紹介

のぼりべつ酪農館は、学校としての役目を終えた旧札内小中学校の跡地を利用して作った工房です。

どこか懐かしいたたずまいのかわいらしい建物は、1997年に廃校になるまで子どもたちが毎日通っていた学校ですが、入り口には直売所があり、今では地域の方や観光客が乳製品を購入しにやってきます。筆者は過去に一度だけお邪魔したことがあり、工房の中を見学させていただいたり、チーズや牛乳をごちそうになりました。

のぼりべつ酪農館はチーズの生産だけでなく、近隣で大切に育てられている牛の生乳を使い、「地域の乳業メーカー」として畜産素材のブランド品を生産しています。

牛乳や飲むヨーグルト、プリン、ソフトクリームも絶品!

社長の三浦学さんは北海道の乳業メーカーに勤めた後にフランスでチーズ修行をした経験があり、まさにチーズ作りのプロフェッショナル。

のぼりべつ酪農館の『A la louche(ア・ラ・ルーシュ)』『New Bianca(ニュービアンカ)』というチーズも別の記事で紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

のぼりべつ酪農館の『ピエール・カレ』はどんなチーズ?

のぼりべつ酪農館のウォッシュタイプチーズ「ピエール・カレ」

のぼりべつ酪農館では熟成した香りが豊かな白カビタイプをメインに、ウォッシュタイプやセミハード、ハードと様々なチーズを手掛けています。

社長がフランスに修行をしていたとのことで、のぼりべつ酪農館のチーズの形や大きさ、ネーミングもフランス寄りな雰囲気を感じて洗練されているように感じます。

のぼりべつ酪農館のウォッシュタイプチーズ「ピエール・カレ」

今回食べた『ピエール・カレ【登角石】』はしっかりとした風味の柔らかなウォッシュタイプのチーズです。ウォッシュチーズは塩水やお酒で洗いながら菌をまとわりつけ、熟成させています。

「リネンス菌」という納豆菌と似た匂いの菌が付くため、独特の匂いがします。ウォッシュ系は匂いがきつくて苦手…という人もいるかもしれませんが、「ピエール・カレ」はそんな方にこそ食べていただきたいチーズです。

『ピエール・カレ』を実食レポート

のぼりべつ酪農館の「ピエール・カレ」とドライフルーツ.チーズといちじく

『ピエール・カレ』は四角いベージュ色をしたウォッシュチーズ。外皮には白カビも生えておりふかふかした食感です。

ウォッシュタイプチーズをフォークで刺す

中身は程よい熟成でとろっとクリーミーです。気になる匂いはというと、穏やかに感じてチーズを引き立てる程度の匂いと言えば良いでしょうか。海外のウォッシュチーズの1/5程度の匂いです。

よく熟成したカマンベールチーズが好きな人なら美味しく食べられる上、独特の匂いも楽しんでいただけるはず。

グリル野菜のチーズ乗せ焼き

グラタンや焼き野菜の上にプロセスチーズ(溶けるタイプ)を乗せ、アクセントにピエール・カレの小さいかけらをちりばめて焼き上げてみると大人のグラタンに仕上がりますよ!

最後に

のぼりべつ酪農館の優しい味わいのウォッシュチーズ『ピエール・カレ』を紹介しました。ウォッシュチーズはそのまま食べる以外にも、焼き野菜やグラタンに他のチーズと合わせて少し混ぜて調理することで、ナチュラルチーズの香りや味を楽しむことができます。一つ丸ごと食べきれない場合は小さく切ってから冷凍して、凍ったまま調理に使うといつでも手軽に楽しめますよ!是非お試しください。

商品情報

商品名ピエール・カレ
種類別ナチュラルチーズ
原材料生乳(北海道)、食塩
内容量100g
保存方法要冷蔵(10℃以下で保存)
製造者(株)のぼりべつ酪農館
北海道登別市札内町73-3
公式サイト:http://www.rakunoukan.com/

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